目次

始めに

この記事では、Amazon EC2インスタンスにWordpressインストールして、WordPressで作成したサイトをインターネットに公開する手順についてまとめています。

今回の記事では、STEP4:ドメインの取得と設定を行います。


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私は以下のような環境で作業をしています

  • Windows 11

今回登場する用語の説明

ドメイン

IPアドレスと紐づいている、WEBサイトの名称です。「apple.com」や「google.com」のことです。


Route 53

Amazon Web Services(AWS)が提供している、DNS(ドメインネームサーバ)です。
ドメインネームサーバとは、ドメイン名をIPアドレスに変換するインターネット上の「電話帳」のような役割を持っています。


手順の概要

  1. ドメインの取得
  2. Route53の設定

ドメインの取得

まずはドメインの取得をしていきます。
AWS上でもドメインの取得はできるのですが、料金が発生するので、今回はfreenomというサイトを利用してドメインの取得をしたいと思います。


以下のサイトにアクセスしてください。
https://www.freenom.com/ja/index.html


サインアップをした上で、ログインしてください。


画面から、「Services」>「Register a New Domain」をクリックしてください。



取得したいドメイン名を入力し、「Check Availability」をクリックしてください。


「.tk」や「.ml」のドメインは無料で取得できることが多いです。
freeのマークがついているドメインについて「Get it now!」をクリックしてください。



取得したいドメインを選択した状態で、「Checkout」ボタンをクリックしてください。


「Continue」ボタンをクリックしてください。


「Complete Order」ボタンをクリックしてください。



Route53の設定

WEBブラウザからAWSマネジメントコンソールを開いてください


検索欄に「route53」と入力し、サービスから「Route53」を選択します。



サイドメニューから「ホストゾーン」をクリックしてください。


「ホストゾーンの作成」ボタンをクリックしてください。


以下の画像の通りに入力し、「ホストゾーンの作成」ボタンをクリックしてください。
ドメイン名は先ほど、freenomで取得したドメイン名を入力してください。




AWSを開いているタブとは別のタブを開き、freenomのサイトを開いてください。


画面から「Services」>「My Domains」をクリックしてください。


先ほど取得したレコードについて「Manage Domain」ボタンをクリックしてください。


画面から「Management Tools」>「Nameservers」をクリックしてください。


AWSのサイトの以下画像の赤い枠線で囲っている箇所を参考に、freenomのサイトで以下の画像のように入力してください。




「Change Nameservers」ボタンをクリックしてください。

AWSのサイトを開いて、「レコードを作成」ボタンをクリックしてください。


以下の画像の通りに入力し、「レコードを作成」ボタンをクリックしてください。
「値」にはEC2インスタンスのパブリック IPアドレスを入力してください。(参照方法は、STEP3のApacheのインストールを参考にしてください)



「レコードを作成」ボタンをクリックしてください。


動作確認

WEBブラウザでURLバーに先ほど取得したドメインを入力し、エンターを押してください。
WordPressのサンプルサイトが表示されていればOKです。


次のSTEPでは、通信のHTTPS化を行います。